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【バリュー投資の注意点】
バリュー投資を考えている方に一言だけアドバイス。
バリュー投資を行うのはすごくいいことだと思います。
本来、投資とはすべてバリュー投資のような考え方(株価が本当の企業価値より低い場合に購入すべき)で行うべきだと管理人も思ってますから。

ただ問題点は中途半端なバリュー投資の知識・努力だけでバリュー投資が行えると思われているところにあります。バリュー投資は本気で企業を分析しないとなかなできるものではありません。

個人投資家のバリュー投資本が売られていますが、あの程度の知識だけでは将来確実に通用しなくなります。ベストセラーになった本の書いてあることをそのまま実践するような愚かなことだけはしていけません。冷静に考えてください、たくさん売れてる時点でその投資法を実践する人間が増えているんです。

バリュー投資とはみんなが気づいていない視点をみつけて購入し、みんなが気づき始めたときに売り抜ける投資法ですよね?(みんなが気づいていないときは株価は本質価値以下にあり、みんなが気づき始めると株価は本質価値に近づきますから。)
本が売れた時点でその視点はみんなが気づき始めていることは明らかだと思いませんか?


バリュー投資をやろうとしている方は本気でやってほしいと思います。
巷で話題になっているようなバリュー投資の本、書店に売られているような読みやすい本の知識で満足するのではなく、もっと専門的な知識を身に付けて自分の視点をみつけてください。一回読んだだけでは理解できないような本を読むんです。(書店で売られているような個人投資家によるバリュー投資本は読みやすく作られています、さらに売れれば売れるほど鮮度は確実に落ちていきます。)

そして専門知識をつけてくれば、徐々に自分の考えというものがきっと生まれてくると思います。
「この会社のこの部分は〜〜〜だから、みんなが気づいていない今買ったら良いのではないのか?」といった視点が必ず見えてくるはずです。

極端な話をしますと、バリュー投資の対象銘柄は『まだみんな気づいていない!』って思えるような銘柄でないと購入することはできないと管理人は思います。それだけの確信が持てたときに購入すべきです。

どんなにPERが低くても、どんなにキャッシュリッチ企業でも『みんなが気づいていない!』と思えるような銘柄をみつけださないとバリュー投資とはいえないと思います。



【バリュー投資のオススメ本】
@賢明なる投資家
これはバリュー投資の本というよりも心得みたいな本ですね。
ベンジャミン・グレアムの投資家には有名な本です。心得書として自分の投資哲学形成のために役立ててください。(自分のバリュー投資の勉強はここから始まりました。)


A企業価値評価(上) 企業価値評価(下)
企業価値の算出方法が書かれています。
ここに書かれてあることをどれだけ応用させることができるかどうかにかかっています。
ただ単に「この本のとおりに算出された企業価値が本質価値より下だから買い。」ではいつか失敗します。自分の視点にあわせた応用法を考えていくことが大切です。



【オススメのサイト】
管理人が自分のバリュー銘柄視点をみつけるうえで最も影響を受けたサイトを紹介します。

株の学校
ヒロトさんが管理人のサイトです。



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